Safetylink24からの送信メールが遅延してしまう場合の対処について
2018(平成30)年8月 吉日
株式会社イーネットソリューションズ
2018年7月頃から、主にGmailを利用されているお客様を中心にSafetylink24から送信されるメールが大幅に遅延するケースを確認しています。これはSafetylink24の不具合等ではなく「メール送信元アドレス」にお客様の会社ドメインをご利用されているケースについて、実際のメールサーバと異なるメールサーバからのメール送信と判断されることで「なりすまし」による迷惑メールと判定されたためと思われます。
この主な理由は、Gmailが「SPFレコード認証」を強化したことにあると考えられます。
SPFとは
SPF(Sender Policy Framework)と呼ばれ、そのドメインを送信元として、メールを送ってもよいメールサーバのIPアドレスを記述するDNS(名前解決)の設定です。主に企業が所持しているドメインについて、メールの送信元メールサーバがDNSとして定義されたものと正しいかどうかを認証することにより、不正なメールを制限する方法です。
これに合わせてSafetylink24システムからのメールが不正でないと認識させる方法として、以下2点が考えられます。
- お客様社内の情報システム管理者様側の対応 (お客様ドメインへのSPF登録)
- ご利用ユーザー様側の対応 (Gmail - フィルタルールの作成)
SPF登録方法について
お客様ドメインのSPFに「include:send.safetylink24.jp」を追記ください。
===設定例===
@ IN TXT "v=spf1 include:send.safetylink24.jp ~all"
===設定例===
※ご利用のDNSサーバSPF登録状況により、設定方法に差異がございます。
詳細はお客様ドメインのDNS管理者様までご確認ください。
上記2つの対応策を実施いただくのがより確実と考えられますが、最低でもSPFレコードのご登録を推奨いたします。ご不明な点がございましたらサポートセンターまでお問い合わせください。
なお、Safetylink24サービスご利用中のお客様向けに、「メール送信元アドレス」に設定するメールアドレスとして、既に弊社にてSPFレコードの登録済みの弊社保有ドメインを提供させていただくサービスも有償でご提供しておりますので、こちらに関してもご希望の場合はサポートセンターまでお問い合わせください。
お問い合わせ
株式会社イーネットソリューションズ
TEL:0120-65-5058
Mail :contact-info@safetylink24.jp